11/1 ナウシカの土と生環境 ——生環境構築史座談—— @京都市&オンライン

・・・・・以下、Facebookイベントページより転載・・・・・

開催主旨:
2025年2月に京都市北区の大宮交通公園「杜の家」で開催され、大反響を呼んだ坂田昌子氏の講演「“風の谷のナウシカ”を生物多様性で語る」。会場に居合わせた松田法子(生環境構築史同人)は、その続編を「土」という観点から聞いてみたいと思った。そこで今回、坂田氏をゲストに招き、土の研究者である藤井一至(生環境構築史同人)が対談相手となって、『風の谷のナウシカ』の世界における土と、その「生環境」(生きるために構築された環境)について語りたい。話題は、近代〜戦後日本・世界の土と開発、土と人間の未来などにも及ぶだろう。
20世紀の食と農の歴史・思想について研究する藤原辰史(生環境構築史同人)が総合コメンテーターをつとめる。

登壇者:坂田昌子(環境活動家)× 藤井一至(土の研究者)
コメント:藤原辰史(食と農の現代史)
企画・司会:松田法子(建築史・都市史・領域史)

日時:2025年11月1日(土)
第1部 13:00-14:00(12:45開場)
現地会場の庭で土や植物に触れながら行う坂田氏・藤井氏のトーク
 ※現地会場のみ:先着10名
第2部 15:00-17:00(14:30開場)
屋内会場での坂田氏・藤井氏によるトークと藤原氏とのセッション
 ※現地会場:先着25名/オンライン会場先着100名

現地会場:未来庵(旧上田邸)
場所:〒606-8317 京都府京都市左京区吉田本町13
 https://maps.app.goo.gl/1rVf9CkLKMPfz1F88
 ※「いろり文庫」の北側路地を東にお進みください。その突き当たり南側です。
オンライン会場:Zoom 
 ※お申し込みの方にURLをお知らせします。  

会費:
第1部 500円(学生無料/オンライン配信なし)
第2部 1,500円(学生1,000円)オンライン無料
 ※終了後、現地会場では一品持ち寄りの懇親会あり

申込み:現地・オンライン会場とも、以下のフォームリンクよりお申し込み下さい。
https://forms.gle/A36nwUsTMyoZEL9h9
申込締切:2025/10/29(水)正午

※現地会場の会費は当日現金払いとなります。なるべくお釣りの出ないようにご準備ください。また、終会後の懇親会(2時間程度)へ参加を希望される方は、飲食物を各自1品程度お持ちよりください。

登壇者プロフィール:
坂田昌子(さかた・まさこ)
環境活動家。ローカルにしっかり足を据えながらグローバルな視点で動く。環境NGO虔十の会代表、一般社団法人コモンフォレスト・ジャパン理事、生物多様性ネイチャーガイド、古書げんせん舘店主など。
高尾山の自然環境保全を発端に、生物多様性を守り、土中の環境を改善・再生する実践的ワークショップや講演のため日々列島中を行脚。長い時間をかけてつくられてきた各地の生態系を読み解き、伝統的手法を応用した手仕事的な施業を伝えている。生物多様性条約COPや地球サミットなどの国際会議にも継続的に参加。

藤井一至(ふじい・かずみち)
土の研究者。福島国際研究教育機構土壌ホメオスタシス研究ユニット長。博士(農学)。
カナダ極北の永久凍土からインドネシアの熱帯雨林まで、スコップ片手に世界各地、日本の津々浦々を飛び回り、土の成り立ちと持続的な利用方法を研究している。著書に『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて』(光文社/河合隼雄学芸賞)、『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』(山と溪谷社)、『土と生命の46億年史 土と進化の謎に迫る』(講談社)など。

藤原辰史(ふじはら・たつし)
京都大学人文科学研究所教授。20世紀の食と農の歴史や思想について研究。分析概念として「分解」(ものを壊して、属性をはぎとり、別の構成要素に変えていくこと)と「縁食」(孤食ほど孤立してなく、共食ほど強い結びつきのない食の形態)を用い、自然界と人間界とを同時に叙述する歴史の方法を考えている。主な著作に『ナチスのキッチン』(共和国、河合隼雄学芸賞)、『分解の哲学』(青土社、サントリー学芸賞)、『縁食論』(ミシマ社)、『農の原理の史的研究』(創元社)など。

問合せ:info@matsuda-lab.net(@を半角に置き換えてください)
協力:NPO法人ミラツク

・・・・・以下、X投稿より転載・・・・・

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