・・・・・以下、Facebookイベントページより転載・・・・・
竹林整備から始める!生き物目線の森作り♪
三重県に嫁いだ13年前からお気に入りの、我が家が所有する山。
でも現在、大部分を竹に覆われてしまっています。。。
我が家はこの山の他にも、山林、田んぼ、元畑(柿、お茶、みかん・・・)など所有していることもあり、整備は家族だけでは追いつかず。。。
この辺り、いやこの辺りに限らず、日本全国の農家、元農家が同じ悩みを抱えていることと思います。
そんな山で、生物多様性のスペシャリストで、しがら組みや石積みなどの伝統工法を用い山などを再生するワークショップを全国各地で行う坂田昌子さんを講師にお招きして、竹林を整備し、本来の、生物多様性のある山に近づけるためのワークショップを開催できることになりました。
⭐️日時
2025年6月5-6日(木・金曜)
9時半〜17時
※9時半から30分程度、坂田さんにによるこの場の見立て(現状、水道みずみちや植生、どう手を入れていったらいいかetc…)をしていただく予定です。
※12時〜13時お昼休憩、他休憩入れます。
※多少の延長などはあるかもしれません。もちろん途中退出していただいて構いません。
※1日のみの参加も可能です。
⭐️場所
三重県多気郡多気町前村字オバサマ
駐車場がないため、現地へは、川辺自宅より送迎または徒歩予定です。
⭐️受付
各日8時45分〜
川辺家自宅(三重県多気郡多気町前村・詳細は受付後にお知らせします)にて
※現地への移動があるため、9時20分までにお越しください。
※公共交通機関のご利用の方へ
最寄りの佐奈駅へは本数が少な過ぎるため、多気駅をご利用ください。人数にもよりますが、送迎も検討させていただきます。名古屋、松阪方面からは8:51到着一択になると思われますので、タクシー乗合などもお願いするかもしれません。
松阪駅からはバスもあります。約40分乗車で「前村」で降りていただくと徒歩約4分です。
⭐️作業内容
・竹の伐採と整理
・ボサ作り
※進捗状況などにより、変わる可能性もあります。
⭐️参加費
1日:3000円
2日間通し:5000円
※多気町在住の方は1000円引き
※保険加入費込み(当方で加入しますので、申込時にご住所のご記入をお願いします。)
※当日、受付にて現金でお支払いいただきます。
⭐️定員
30名程度
⭐️昼食
1000円程度でお弁当をご注文いただけます。
お申込み後に注文を承ります。
※持参ももちろんOKです
⭐️持ち物
★必須
滑り止め付き軍手
飲み物
タオル
★あれば・・・
ヘルメット(自転車用などでもOK)
竹用ノコギリ
なた
剪定ばさみ
手ノコ(剪定鋸)
⭐️服装
動きやすい、汚れてもいい服装ー長袖長ズボンがおすすめ
帽子
靴ースパイク付安全靴がベストですが、滑りにくい靴(スパイク付きや地下足袋)
⭐️お申込方法
1、このイベントページの参加ポチ➕下記Googleフォームへ入力をお願いします。
https://forms.gle/G2ddpuxWhJhTsiz99
※メッセンジャーを連絡に使わせていただく予定です。アカウントない方はメールさせていただきます。
⭐️近隣の宿の紹介
お申込み後に、ご案内させていただきます。
【講師紹介】
坂田昌子さん
明治大学文学部史学科卒業。環境NGO虔十の会代表、一般社団法人コモンフォレスト・ジャパン理事、生物多様性ネイチャーガイド、古書げんせん舘店主、八王子古本まつり実行委員長等々。
高尾山の自然環境保全を中心に、生物多様性を守り伝えるためネイチャーガイド、イベントやワークショップ、勉強会を多数主催。また生態系を読み解きながら行う伝統的手法による環境改善ワークショップを全国各地で開催。生物多様性条約COPや地球サミットなど国際会議にも継続的に参加。ローカルにしっかり足を据えながらグローバルな視点で動く環境活動家。
公式ホームページ:https://sakatamasako.com/
*ワークショップ開催への思い*
↓長くなってしまいました🙏
荒れてしまっている山をこのままの状態で息子達に継いでもらうってどうなの??
そんな問いをここ数年持っていました。
もし継がないで手放すという選択になったとしても、いい形で残って欲しい。
もっと言えば、このまま都市化と過疎化が進み、田舎に人が住まなくなるときがくるなら、その土地は生き物達に返してあげられたらいいのに、とも思ったり。。。
竹が大部分を覆っている山を、できたら雑木、元の樹種に近い山にしたい。そうしたら、将来的には薪などしたりして、上手く活用もできるかもしれない。
竹の威力がすごいので💦、竹を伐るだけではそういう山に戻ることはないだろうと思い、ネットやら本やら、色々と調べ始めました。
-講師の坂田昌子さんとの出会い-
沢山の団体や学者さんなどの活動や思いに触れましたが、対処療法的になってしまっているのでは?と思うことも多く、たとえば木を植えるにしても、その土台をしっかり整えてから、という方達は割と少なくて💦
素人ながら、これだけ山が荒れてしまって、木が枯れてしまうということは、その山の状態を良くしてからでないと、同じ結果になるのでは?と思いました。
絶滅危惧種の植物を増やして植えるという活動なんかもよく聞くし、尊いと思うけど、それに見合わない環境になってしまっているのだとしたら、環境から整えるべきなのでは?とかも思ったり。されてる方いたら、やってもないのに生意気言ってすみません🙏
そんなときに知人に教えていただいたのが、坂田昌子さんのオンライン講座でした。
まず驚いたのが、その知識量。
植物についても、その管理方法についても、山などをつぶさに観察されたり、古老のような方に教えてもらったりなど、体験に基づいている上に、本業は古本屋さんで、歴史が専門だったというだけあり、書籍からの知識ももちろんで、本当に幅が広い。長い時間を掛けて調べていた竹林を元の森に戻す方法も、この方なら教えていただけそうと思いました。
そして、ワークショップに参加させてもらって思ったのは、植物や生き物(植物も生き物だけど)に対する向き合い方が愛に溢れている✨うーん、愛に溢れているという言い方も陳腐に感じてしまうくらいで、それ以上の言い方が見つかりません💦南方熊楠のような、ナウシカのような。。。
自然のことは自然が教えてくれる、そんな姿勢も教えていただきました。
学生時代はそこそこ優等生(中学までかな😅)できて、現代社会でそこそこ上手くやってきた私は、答えを本や人に聞くことに慣れきっていて、自然に対する姿勢はまだまだ道半ば。
作業をすることだけではない、今までの自分になかった新しい感覚を取り入れていくという、残りの半生でじっくり向き合っていきたいことができました。
-こんな山になったらいいなぁ-
私が人生を全うする頃(目標90歳!40年後です!笑)、この山と今後整備していく予定の他の土地が、豊かな里山のベースとなり、鳥や生き物が集まる場所となり、人も穏やかに過ごせる、そんな未来を思い描いています。
事前の見立て(現地調査)で、今回のワークショップの山は、谷の両側から水が集まる場所ということが分かりました。合流地点には元田んぼがあります。主人曰く、昔は舟で田植えをしていたこともあったそう。
そんな山の竹を整備し、無くしていき、本来の多様性のある山にできるだけ近づけたいと思っています。
坂田さんは、(整備した)結果は生き物が教えてくれるとおっしゃいます。木を植えただけでは森の再生にはなりません。生き物が帰ってくるような場所にならないと本来の再生ではありません。
(ちなみに、今でも初夏には蛍が乱舞しています。もっと色々な子達に来て欲しい❤️)
幸い我が家の土地は、沢、窪地、池、湿地など場の多様性に富んでいます。
それらの場所をこの場に合ったように丁寧に整え、元々生えていたであろう草達も復活し、生き物(動物、鳥、昆虫類、水生生物、微生物、菌類)も戻ってきて初めて再生したことになると思います。
もちろん、生き物である人間もそこに関わっていくことも大事ですよね。
水が豊富ということは、植物にとっては好条件。
坂田さんにも見立て後に、やりがいがある上に(😅)、早く良くなりそう🎶と言って頂け、山に行く度にやることの膨大さに打ちのめられそうになっていた私は、目の前がパーっと開けた気がしています。
-第一回、まずは竹林整備から-
ワークショップ第一弾は竹林整備、そして竹を刈った場所に、落ち葉や枝などの有機物で生き物達を呼び込む”ボサ”作りを坂田まさこさんのご指導の元、皆さんと一緒にさせていただく予定です。
※進み具合や、当日の山の状況と当日の坂田さんの見立てによって、変わる可能性もあります。
竹の安全な伐採の仕方、伐採後の処理が楽になる、そして美しい整理の仕方などはもちろん、 竹がなぜ繁殖するのか、その役割、周りも竹に覆われている土地で生物多様性豊かな山に戻すための方法、緩衝地帯を作ることの重要性etc… 竹に困っている方にはぜひ聞いて、覚えて帰っていただきたい内容です。
本来竹林整備は冬季に行いますが、竹林を無くしていきたい場合は、季節は問わないとのこと。 竹が水を吸い上げてる時期でもあるので、重いのはご了承下さい😅
力に自信のない女性も、できることはありますので、ぜひご参加ください。
我が家の山で、たくさんの皆さまと作業できることを楽しみにしています🎶

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