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これまで何度か奄美大島の嘉徳浜について投稿をしてきました。事態は深刻さを増し、工事がどんどん強行されています。反対している住民も非常に厳しい立場に追い込まれています。
2/11、「嘉徳浜がかなでる原初の声をきけ!」というイベントを開催します。
こんな時だからこそ、嘉徳浜にみんなで集まりたい!
このイベントに向けてTシャツを作りました。
内地のほとんどの人は嘉徳浜のことを知りません。メッセージが強烈なTシャツですが、素晴らしいデザイナー加来慎太郎さんが協力してくれ、とっても面白いデザインになりました。
2/11、嘉徳浜現地に来れる人はもちろん、参加できない人もこれを着て欲しい。Tシャツの収入はイベント経費に使われます。
Tシャツ購入のフォーム イベント参加申し込みのフォーム
以下、長文ですが、2/11「嘉徳浜がかなでる原初の声をきけ!」へのわたしの思いを引き続き読んでいただけるとありがたいです。
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嘉徳浜の夜は、にぎやかです。
アダンなどに囲まれた砂丘で寝ていると、あちこちでカサカサ、カリカリ。
オオヤドカリやらキノボリトカゲ、バーバートカゲたちがうごめいています。
ホゥ~ハゥ~と寝そびれたカラスバトの脱力系の声、バゥバゥと鳴くのはオットンガエル。
どの生き物たちも世界で奄美大島にしか存在しないものばかり。
亜熱帯の豊かな森が育む水が川を成し、水が自由に行きたい方向へ流れ流れて浜で海と出合います。
嘉徳川の本流は一つも砂防ダムやコンクリート護岸はありません。そして浜にも見慣れたコンクリート護岸やテトラポットは存在しません。
コンクリート護岸の海しか知らないわたしは、波の音はザバーーン!だと思っていましたが、寝ている間中聞こえる砂浜に打ち寄せる波の音は、ドドドーン、ズズズーンとまるでシンフォニーのよう。
ここは、日本中でわずかに残された自然のままの川と海が出合い、多様な生き物が砂丘の杜と川と海を行き来する「生きた」場所です。
2014年、大きな台風が奄美大島を襲いました。
大きな波は浜の砂を奪い去り、地元の人にとってはとても大切な砂丘の上にあるお墓の下に5㎡の浜崖を作ってしまいました。このことをきっかけに、防災を目的としたコンクリート護岸を作る話が浮上しました。
しかし、波は浜崖を作るほど砂を奪いましたが、川は常に砂を供給し続けます。海は川が運ぶ砂を寄せては打ち返し砂丘を回復させていきます。
砂浜や砂丘は川と海の共同作業で維持されているんです。
いまや砂丘はもとどおりになり、浜崖はいったいどこにあるかまったくわかりません。
しかし、コンクリート護岸工事計画は止まりません…
土建屋で働いていたり、家族が土建屋という住民が幅をきかせ、工事に疑問を感じたり、反対する移住者を恫喝、鹿児島県は説明会から反対の住民を排除するというとんでもない愚かしい状況の中、工事が進められています。
奄美大島の他の地域の人々も口をつぐみ、「嘉徳」はタブー。
行政=お上のやることには逆らわないという日本各地を覆っている奴隷根性がここでも大切なことを覆い隠しています。
にもかかわらず「世界自然遺産」を看板に観光で「発展」していきたいとは、なんという矛盾!
奄美大島嘉徳浜は、世界自然遺産のバッファゾーンに登録されています。
とりわけユネスコは嘉徳川の自然環境は非常に重要としています。
鹿児島県や一部の地域住民が好きにしてよい場所ではありません。
日本全体の共有財産なんです。
「環境か生命財産の保護か」という議論は、無意味です。
浜崖の回復のように、自然環境、とりわけ生物多様性の保全こそが生命財産の保護を担っているからです。
奄美大島の問題と思わないで欲しい。
日本中の森、川、海をダメにしてきて、これからは再生、回復への時代に入っていかねばなりません。嘉徳浜は、どのように再生していけばよいのかを教えてくれるお手本となり得る場所です。
嘉徳浜を失うことは、未来を失うことです。
だから、奄美大島の人々が声をあげられないならば、内地のわたしたちが声をあげなければなりません。奄美大島の人々が知らん顔でも、わたしは知らん顔できません。
「よそ者がぁ!」と大声で威嚇してくる住民には、堂々と「この浜はあなたたちの好きにしていいものではない!日本の財産であり、わたしの財産でもある」と語らねばなりません。
そして何より、たくさんの方に、五感を通して嘉徳浜を感じて欲しい。
2月11日、浜で会いましょう!
・・・・・以下、Peatixより転載・・・・・
「嘉徳浜がかなでる原初の声を聞け!」2.11嘉徳イベント
奄美大島 嘉徳浜。
川と海が出会う唯一無二の場です。生物多様性の観点からもとても貴重な場です。
なぜ貴重なのでしょうか。
・嘉徳川は、コンクリート護岸や砂防ダムがゼロ、浜もコンクリート護岸なし!そんな川と海が出合うのは日本でもうここだけ
・嘉徳川は、季節ごとに河口の位置を変え、砂丘を作り出す。真水と潮水が混ざる汽水域は貴重な生き物だらけ
・世界最大のウミガメ&絶滅危惧種オサガメが産卵したのは日本では嘉徳浜のみ
・嘉徳川では絶滅危惧種&奄美大島の水域保全の象徴であるリュウキュウアユが健全に生息
・河口には、日本列島のスジエビと300万年前に分かれた固有の遺伝子を持つスジエビが生息
・ユネスコは、奄美大島で人工物がない唯一の河川と浜を評価して世界自然遺産の緩衝地帯に登録
その嘉徳浜では現在、防災のためとして高さ6.3m、全長180mのコンクリート護岸の工事が始まっています。
自然界が長い年月をかけて築いてきた川と海岸。人間だけでなくそこに生きる生物や植物にとっても豊かな場とは?先ずは現状を知ることから始めませんか。
生物多様性の専門家 環境NGO虔十の会代表 坂田昌子さんから現地の状況を説明いただく機会を設けました。
当日はライブもあり、嘉徳浜がかなでる原初の声を聞き、何を感じ、何をしていくか、みんなで考え行動するきっかけにしましょう。
■当日のタイムテーブル
13:00~13:30 坂田昌子からイベント趣旨説明
13:30~14:30 ゲストトーク
14:30~14:45 休憩
14:45~15:30 坂田昌子トーク:テーマ「嘉徳浜がかなでる原初の声を聞け!」
15:30~16:15 ライブ
16:30 終了
※オプショナルツアー
10:00~11:00 坂田昌子ガイド①
11:00~12:00 坂田昌子ガイド②
※当日の天候等によりやむおえず内容が変更になる場合がございます。
■キャンセルポリシー
入金後のキャンセルはできませんので、十分ご確認の上お申し込みください。
※ご入金いただきましたお金は嘉徳浜を守る活動に使わせていただきます。
☆当日は参加できないけど応援したい!賛同しているという方はドネーションをお買い求めください。
☆Tシャツ販売中!現地に来れない方は買って応援お願いします。
「嘉徳浜がかなでる原初の声を聞け!」2.11嘉徳イベントTシャツオーダーフォーム

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主催者:環境NGO虔十の会
協力団体:コモンフォレストジャパン
事務局:2.11嘉徳イベント実行委員会

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