5/16.17 【満員御礼】山を守り育てる林業と生物多様性ツアー @徳島県

5/16、17日と徳島県那珂町の橋本山林のガイドを橋本忠久さんとともに行います!

日本中あちこちで、雨が降るたびに山が崩れ、道が崩れ…どうしたらよいか?という問い合わせがあとを絶ちません。
いろんな方法は、あるのですが、わたしは一番大事なことは、まっとうな山、自然はどんなふうになっているのかをちゃんと見ること、豊かさを保っている自然のまねをすることだと思っています。

傷んだ山を改善したいなら、生物多様性が豊かな素晴らしい山を、傷んだ沢を改善したいならば、素晴らしい沢を見なければ、そもそもどんな風になれば「良い森」なのかわかりようもありません。
環境改善に関心がある人は増加していて、うれしい限りですが、一方で、改善したいと思っている人が、自然のことを全然知らない…

巨木の根はどうなふうに広がっているのか、キノコたちはどんなところに出てくるのか、保湿している場所はどんな植物がいるのか、乾燥好きの植物は何か、枯れ木にはどんな生き物たちがよってくるのか、美しいと感じる沢はどんな風に石があり、複雑な流れを作り出しているのか、苔が生えている場所はどんな場所か、竹やササはどんな性質を持っていてなぜ彼らに覆われてしまうのか…などなど
素晴らしい森や沢をたくさん見る経験を培うと、少しの変化に気づくことができます。

シガラとか敷葉工法とか柳枝工とか石積みとか、技術的なことも大事ですが、一番難しいのは、それをどこに施すのかということです。自然が出すメッセージを読み解く力を多くの方に身につけてほしいと願っています。

橋本山林は、杉ヒノキを育てている山であるにもかかわらず、普段みなさんが目にする拡大造林の杉ヒノキの山とはまったく違います。木を伐りだすための道が縦横無尽に山の中を走っていますが、自然を痛めたり崩れたりしている道はありません。
杉ヒノキだらけの山を良くしていきたいという人にとって、お手本になる山です。
杉ヒノキの山であるにもかかわらず、5月は、おそらく多様な植物が芽吹き、ウツギ、オンツツジ、ミズキなどが花開き、小さな草花やランとともに杉たちが生きている姿を見ることができます。

ぜひ、ご参加ください。
定員が少人数で残りわずかですので、お早目に!

・・・・・以下、Facebookイベントページより転載・・・・・

【橋本山林&坂田マサコ】山を守り育てる林業と生物多様性ツアー

日時:5月16(木)-17(金)日
集合:徳島県那賀郡那賀町 橋本山林近くの駐車場(詳細後日連絡)

参加申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf-OBG5AoKZ3154AMC3kpK456mEgKhs0d0xVWOCtE-wKJvQkg/viewform
※満員御礼

1日目:坂田マサコさんによる橋本山林の生物多様性ガイド
9時半受付開始
10時出発
17時終了
2日目:橋本忠久さん、延子さんによる橋本山林&山の施業解説
8時半受付開始
9時出発
15時終了

定員:20名(2日間参加できる方)
参加費:2万円
昼食:山の上でとります。各自ご用意ください。
※現地までの交通手段および宿泊先については、各自で手配をお願いします。

<宿泊施設情報>
那賀町には
もみじ川温泉 徳島県那賀郡那賀町大久保字西納野4-7
山宿 花瀬庵 徳島県那賀郡那賀町花瀬字花瀬73
がありますが、大きな施設ではないので、部屋数が限られます。
阿南市(車で約1時間)のビジネスホテルなどもご検討ください

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