12/9 生物多様性寺子屋 @高尾 オンライン&アーカイブあり

当日のお知らせですいません!
本日、19時より生物多様性寺子屋「布と生物多様性」を開催します。アーカイブもありますので、ぜひ~

布は、自然から人間が引き出した繊維を糸にして織るという行為を通して作り出すもの。素材、織り、染めなどすべてその土地の自然と深く関わっています。
布の多様性は、まさに生物多様性そのもの!

布には、もう一つ大事な役割があります。それは「メディア」としての役割です。誰か他者に何かを伝えるため、布をわたしたちは身にまといます。かつてはその他者は、神であったり、先祖であったりと布を纏うことが持つ意味、精神性を伴うものでした。

自然を織り成して作られた布が持つメディア性についても深く掘り下げていきたいと思います。

・・・・・以下、Facebookイベントページより転載・・・・・

布と生物多様性 オンライン、アーカイブあり

布は、多様な植物の繊維、動物の毛、昆虫が吐き出す糸などを使って、人が自然界から引き出した「もの」です。毛皮を持たない人類は、布をまとうことによって寒さや暑さ、怪我などから身を守ってきました。
まとう、着る、縫う、包む、敷く、拡げる、裁つ、覆う…布に関わるわたしたちの行為は、多種多様です。衣服はもちろんのこと、布団や毛布、風呂敷、小物、日用品とわたしたちは常に布に身体を包まれ、布製品に囲まれて暮らしています。
地域ごとに異なる生地の素材、織り方、染め、文様などの多様性は、その土地の生物多様性とリンクし、色や文様は文化の多様性をあらわしていると言えます。
布が他の「もの」と異なる点は、物質的な意味や使用価値だけでなく、地域の信仰、暮らし、営みと密接につながったきわめて精神世界を表現するという性質を色濃く持っていることです。
現在、衣服は自己をデザインし、個人の主張をアピールするものとなっていますが、かつてもそのような誰かに何かを伝えるものという性質は変わりません。ただし、それは現代のような個人の自己主張ではなく、神、先祖、次世代、地域社会という広い他者に向けて発せられるメディアだったと言えるのではないでしょうか?
日本の布は、染色文化と共に着物を中心に発達してきましたが、化学繊維にとって代わられるまでは、非常に豊かな表現でありつつ、自然との交感も担ってきたと思います。
今回は、自然との交感の媒体、他者との関係の媒体として機能する布について考えてみたいと思います。

■日時
12月9日(月)19時~21時30分(オフライン会場は18時30分開場)
■場所 いまここカフェ&オンライン
いまここカフェ JR/京王線高尾駅北口徒歩3分(八王子市廿里町21-4)
■参加費 1000円(学生無料)
*いまここcafe参加者は1品以上ご注文ください
*オンライン参加:振込先は返信メールをご確認ください
*録画のみ希望:振込済み連絡後、URLを送ります
*学生は無料ですが、お申込みは必要となります。学生証の提示は不要です。
■定員
カフェ:先着15名。オンラインには定員制限はございません
■講師 坂田マサコ
■申込み方法
※要予約※
こちらのフォームにご記入ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFIZTi724IZmFYA3mkUKXJiUnNhWwmR3OJuHFr_PK0DrYMEw/viewform
オンライン参加の方には、お振り込みの案内とzoomのアドレスをお送りします。開催後のお振り込みでも大丈夫です。 ※締め切り 11月22日当日17時
●寺子屋を連続して参加ご希望の方は参加費3回分振込可能です。
●当日のZoomリンクは、返信メールにてご確認ください。
●オンライン参加の場合、当日締め切り後のお問い合わせ等は対応できない場合がございますので、ご了承ください。
*メールが届かない場合は、迷惑フォルダをご確認ください。また携帯キャリアメールの方は、PCからのメール受信を許可してください。
●ご案内は後ほどお送りします。3日経ってもご案内がない場合は、ikimono339@gmail.comまでご連絡ください。

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