8/11 「祭り」「祀り」と生物多様性 @高尾 オンライン&アーカイブあり

連日の猛暑にめげず、山、森、川、里を元気に飛び回ってます!
夏祭り、秋祭りのシーズンですね。観光で祭り見物に行く人もいれば、共同体の一人として主体的に担う方もいるでしょう。それ自体は楽しいし、素晴らしい体験となる人もいるだろうし否定しないんですが、祭りのイベント化が気になっています。
というわけで、明日、生物多様性寺子屋で「祭り、祀りと生物多様性」を開催します!
祭りそのものは、自然や神に対する感謝や祈願だし、共同体の維持には不可欠なものだと考えていますが、一方で、古来より日本列島に暮らし営みを続けてきた人々の世界観、時間のとらえ方として大切なものだと考えています。
時空の節目となる「祭り」「祀り」について、「ハレ」と「ケ」という時間論からじっくり考えてみたいと思っています。
人が生と死という時間の流れをどうとらえていたのか?自然の中で繰り返される生と死の循環をどうとらえていたのか?
「祭り」「祀り」は、そこに深くかかわっているのでは?
そこを見直していくことは、現代の毎日が「ハレ」な暮らしの中で「死」が忌避され見えなくなるわたしたちの在り方に、何らかの方向を指し示してくれる気がしています。
例によって直前ですいません!
明日ですが、アーカイブもあるのでよろしくお願いします。

・・・・・以下、Facebookイベントページより転載・・・・・

日本列島は連日の猛暑、一か月以上も一滴の雨も降らず、田んぼは干からび稲が枯れている地域があると思えば、豪雨で河川が氾濫し大水害に見舞われている地域もあります。

自然は、わたしたちの思い通りになってくれるわけがありません。今生きて在ることの奇跡に感謝し、自然災害、病気などを免れ、豊作や健康を神に願う「マツリ」は、縄文時代の遺跡に「祭場」があるように、連綿と続く自然(神)と人の関係を取り結ぶ大事な行為です。

日本の独自の時間的な概念、伝統的な世界観に「ハレ」と「ケ」があります。「ハレ」は儀礼や祭、年中行事のような非日常、「ケ」は日常を意味します。「ハレ」の時は、「晴れ着」のように衣食住や言葉遣い、食器まで区別をしていました。「ハレ」「晴れ」とは本来は節目を意味しています。

「ハレ」である「マツリ」は、節目、時の境界と深い関係があるのでは?とわたしは考えています。
古語の「マツリ」から派生した「祀り」「祭り」。
いまや観光の目玉であったり、イベントとしての「祭り」が多くみられます。
現代のわたしたちの暮らしや営みは、もはや「ハレ」と「ケ」の区別があいまい、むしろ毎日が「ハレ」…そんな現代において「祭り」は、どんな意味を持つことができるのか?「ハレ」としての祭りについて生物多様性や自然の視点から考えたいと思います。

■日時
8月11日(日)19時~21時30分(オフライン会場は18時30分開場)
■場所 いまここカフェ&オンライン
いまここカフェ JR/京王線高尾駅北口徒歩3分(八王子市廿里町21-4)
■参加費 1000円(学生無料)
*いまここcafe参加者は1品以上ご注文ください
*オンライン参加:振込先は返信メールをご確認ください
*録画のみ希望:振込済み連絡後、URLを送ります
*学生は無料ですが、お申込みは必要となります。学生証の提示は不要です。
■定員
カフェ:先着15名。オンラインには定員制限はございません
■講師 坂田マサコ
■申込み方法
※要予約※
こちらのフォームにご記入ください。オンライン参加の方には、お振り込みの案内とzoomのアドレスをお送りします。開催後のお振り込みでも大丈夫です。
https://docs.google.com/…/1FAIpQLSdbDE9Y7HqjSk…/viewform
※締め切り 8月11日16時
 ●寺子屋を連続して参加ご希望の方は参加費3回分振込可能です。
●当日のZoomリンクは、返信メールにてご確認ください。
●オンライン参加の場合、当日のお問い合わせ等は対応できない場合がございますので、ご了承ください。
*メールが届かない場合は、迷惑フォルダをご確認ください。また携帯キャリアメールの方は、PCからのメール受信を許可してください。
●ご案内は後ほどお送りします。3日経ってもご案内がありませんでしたら、ikimono339@gmail.comまでご連絡ください。

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