6/18 雑草と生物多様性 @八王子市 オンライン&アーカイブあり

明日19時より、生物多様性寺子屋を開催します。

今回のテーマは、「雑草と生物多様性」。
夏になるといたるところで目にする草刈りや除草剤の散布。。。
雑草が生えているのは「罪」と言わんばかりの勢いで、農地にとどまらず、庭、道の端に生えている「雑草」を取りまくるこの風習はいったいいつから始まったんでしょう。

もはや草を生やしている人は怠け者でダメ人間、草は人間の敵と言わんばかりです。
カタバミやツメクサ、ジシバリのような抜いてもなんの影響もない小さな可愛い草まで取りまくるおじいちゃん、おばあちゃんたち。

夏の暑いさなか、本当に大変な作業なのに、もう狂信的と言ってもおかしくない執念で、草を取る日本人。
江戸時代には、「雑草」という言葉はほとんど使われず、「害虫」という言葉はそもそもなかったそうです。

草を取りすぎることで、草葉の影の虫たちはどんどん減っています。
雑草ってそもそも何?どんな種類の草のこと?
また、この狂信的な草取りはなぜ蔓延しているのか?

そんなことを、これから高温多湿の梅雨と夏を迎えるこの時期に考えてみたいと思います。
オンライン、アーカイブもありますので、お気軽にどうぞ~
https://www.facebook.com/share/TjhjdY6vz9XqLgZh/

・・・・・以下、Facebookイベントページより転載・・・・・

雑草と生物多様性 オンライン&アーカイブあり

夏になるといたるところで見かけるのは草刈りです。
雑草たちにとっては、梅雨を迎え高温多湿となるこの時期は、どんどん成長するシーズン。それを日本では、まるで、かたきのように刈りまくり、ぬきまくります。

特に農家たちは、時間があれば草を取り、畦の草刈りをし、人によっては除草剤をまきます。その執念は、狂信的と言えるほどです。

最近では、農家だけでなく庭、道端まで草という草を取る作業が行われています。
いつから、雑草たちは、日本人にとって「敵」になったのでしょうか?

豊かな植生を誇る日本列島においては、草がない状態になぞできるわけもないのですが、どうしてこうまでも草を見ると抜き続け、草がない状態が「美徳」となっているのでしょうか?

ツメクサ、カタバミなど、小さくてかわいい雑草たちですが、抜いても関係ないものまで苦労しながら抜き続ける心理…
雑草が生えていない状態が「きれい」と言われ、草を生やしている人は怠け者と言われるのはなぜ???

「雑草」という言葉は、江戸時代までは「悪い草」ではなく「たくさんの草」という意味でしたし、あまり使われる言葉ではなく単に「草」と呼ばれていました。雑草が悪いもので抜き去らなければならないと考えられるようになったのは明治時代からです。

そもそも「雑草」という分類とは何なのか?「雑草」たちの環境を生き抜く戦略、「雑草」をめぐる日本の社会や文化の在り方の変遷などをじっくり学び、このまま、わたしたちは所かまわず草を取り続けていいのか?について考えてみたいと思います。

■日時
6月18日(火)19時~21時30分(オフライン会場は18時30分開場)
■場所 いまここカフェ&オンライン
いまここカフェ JR/京王線高尾駅北口徒歩3分(八王子市廿里町21-4)
■参加費 1000円(学生無料)
*いまここcafe参加者は1品以上ご注文ください
*オンライン参加:振込先は返信メールをご確認ください
*録画のみ希望:振込済み連絡後、URLを送ります
*学生は無料ですが、お申込みは必要となります。学生証の提示は不要です。
■定員
カフェ:先着15名。オンラインには定員制限はございません
■講師 坂田マサコ
■申込み方法
※要予約※
こちらのフォームにご記入ください。オンライン参加の方には、お振り込みの案内とzoomのアドレスをお送りします。開催後のお振り込みでも大丈夫です。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfVsWW8rhwuhLZGZQFSPCLmI6ZYDrJi1oQzgIfpeHJJwTOIZA/viewform
※締め切り 6月18日16時
●寺子屋を連続して参加ご希望の方は参加費3回分振込可能です。
●当日のZoomリンクは、返信メールにてご確認ください。
●オンライン参加の場合、当日のお問い合わせ等は対応できない場合がございますので、ご了承ください。
*メールが届かない場合は、迷惑フォルダをご確認ください。また携帯キャリアメールの方は、PCからのメール受信を許可してください。
●ご案内は後ほどお送りします。3日経ってもご案内がありませんでしたら、ikimono339@gmail.comまでご連絡ください。

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