11/5 京都大宮交通公園 秋の生きもの観察

11月5日、京都大宮交通公園で、生物多様性ガイドを開催します。
この公園に手を入れだしてから1年はたったかな。
毎回、たくさんの人が参加してくれたおかげで、鳥や蝶などの昆虫が、どんどん増えています。
夏でも黄色い葉で元気がなかったクスノキも息を吹き替えしました。
前回は変形菌(粘菌)のムラサキホコリの仲間(たふんオオムラサキホコリ)の子実体も!
なにしろ、ここは子どもが交通ルールを学ぶことを目的とした公園なので、アスファルトやコンクリートがあちこちに敷かれている手強い場所。
それでも、丁寧な作業をすることで、生き物たちはそっと応えてくれます。
今回のガイドは、そんな自然のサインを読み解くために、植物や虫、鳥たちが、どんな場所に住みたいのかをメインに行います。
せっかく、環境改善をしたつもりでも生き物たちのサインに気づかなかったら、かえって荒らしてしまうという残念なことになるので、ガイドを通して小さな動きに目がいく新たな視点を身につけるきっかけになるといいなぁ、と考えています。
最近、全国各地でコモンであるはずの緑地公園を開発する動きがどんどん増えています。そして開発には、常に大量の高木、巨木の伐採が伴います。
千葉市川戸の森、町田市芹が谷公園、福岡市の須崎公園、神宮外苑等々、次々と。。。
一本の樹木を伐採するということは、一本失うということではなく、その樹木に依拠して暮らす多様な生き物の命をも失うということ。
都市公園や都市近郊の公園は、人間にとってはリラックスできる場所、生き物たちにとっては避難場所。
本来ならば、もっと生物多様性豊かな場所にしなければならないのに…
そんななかで、京都大宮交通公園は、生物多様性を取り戻そうと動いています。行政が業者に頼むのではなく、市民が自分たちで手を動かしていることが大事!
関西方面の方、ぜひ!

・・・以下詳細・・・

京都大宮交通公園 ルーペで秋の生きもの観察!
11月5日(日曜日) 10時〜15時 
生物多様性の坂田マサコさんによる公園の生物多様性ガイドツアー 
ルーペを使って秋の生きもの観察開催します。変形菌が公園にやってきたー。
土中環境整備によって、街の中にある大宮交通公園にも、たくさんの植物や生き物が増えてきました。キノコや微生物ががいっぱいの落ち葉や朽木が増えた事で、それらをエサとする変形菌もやってきたようです。今までやってきた環境改善の内容も併せて、秋の生きものについて坂田マサコさんとおもしろ楽しい時間になりそうです。いつも見慣れた秋の景色の見方が変わるかも。
○参加費
3500円/大人(1日)  
1000円/大学生.高校生
500円/ 中学生、小学生
○定員 20名
○申し込み Googleフォームよりお申し込みください
https://forms.gle/ghNYVLps8YqmL3xr7
締切 11月3日
○ 服装
長袖、長ズボン、歩きやすい靴
○ 持ち物
昼食、飲み物、虫よけ、筆記用具、雨具など
ルーペ(貸出もできます)
○ガイド講師 坂田マサコ
明治大学文学部史学科卒業。一般社団法人コモンフォレストジャパン理事。虔十の会代表。前国連生物多様性の10年市⺠ネットワーク代表。 東京高尾山にて生物多様性を守り伝える為に、ネイチャーガイドをされながら日本各 地を駆け回りつつ、生物多様性条約や地球サミットなど国際会議にも継続的に参加。
○問い合わせ:ewOKpark .kyoto @gmail.com
共催:大和リース株式会社京都支店  EARTHWORKER合同会社

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