「土と生物多様性」の第2回を11月30日に開催しまーす!
ただいま、能登半島の先っぽ、珠洲市の須須神社の奥宮の地震で崩壊した斜面を修復中。
スダジイの巨木に囲まれながら、ご神域を触らせていただいてます。
ヤブツバキの巨木には、いったい樹齢何年なのかとびっくり。
土や対馬暖流がもたらす気候と相性がいいんでしょうね~
修復のために、崩れた石垣をはずしつつ、土を掘ると場所によって色や手触りが変わり面白い。
土の変化は、水の動きとの関係、木々の根の動き、腐朽菌、菌根菌たちがやっていること、やれなくなってしまっていることを如実に伝えてくれます。
土は生き物たち、特に植物たちが死んでいくことで作られ、その一方でわたしたち人間も含めて生き物たちは土がないと生きてゆけない。
土は、生と死をつかさどります。
人間は「命」というと「生」にばかり重きを置いてしまいがちですが、土を知ると「生と死」があわさって「命」なんだということを実感します。
地球の歴史は46億年、土が地球に誕生してまだ5億年、これから土はどこへ向かうのか?
お時間ある方はリアルとオンラインで、ない方はアーカイブでぜひ参加してください。
・・・・・以下、Facebookイベントページより転載・・・・・
前回の「土と生物多様性」では、地球史から見た土の歴史や日本の土、特に森林がなぜ酸性になるのかなどについて学びました。
第2回目は、土と生き物の関係についてを中心にお話します。
わたしたちヒトも含め、土と深く関わる生き物たちの歴史は、「自然との共生」といった生易しいものではなく、壮絶と言ってもよいほどの土をめぐる競争や適応が繰り返されてきました。
ヒトの歴史を見るならば、土壌を劣化させてしまった文明、たとえばメソポタミア文明、エジプト文明などは、滅亡の道をたどり生き残ることはできませんでした。
土壌劣化と水質汚染を省みない現代文明もまた、かつてのあやまちを繰り返すのでしょうか…
土に苦労させられてきたからこそ、ヒトの歴史には土に関する智恵がたくさんつまっています。
しかし、あらゆる生き物が土と離れては生きてゆけないにも関わらず、今ほど土を「汚い」ものとして忌避する感覚を持つ人が多い時代はこれまでなかったのでは?と思います。
地面は、アスファルトやコンクリートなどで覆いつくされ、土を作り出す大事な植物遺体である落ち葉や枯れ枝に苦情を申し立てる人(なぜか老人に多い)は数知れず「ゴミ」として邪魔もの扱い。
ヒトが土を粗雑に扱うことで、多くの生き物たちが姿を消し、そのためにさらに土が劣化してゆくという負のスパイラル。
改めて、わたしたちは土とは何なのか?を知り、土と出会いなおすことが必要だと考えています。
ぜひ、ご参加ください!
■日時
11月30日(木)19時~21時30分(オフライン会場は18時30分開場)
■場所 いまここカフェ&オンライン
いまここカフェ JR/京王線高尾駅北口徒歩3分(八王子市廿里町21-4)
■参加費 1000円(学生無料)
*いまここcafe参加者は1品以上ご注文ください
*オンライン参加:振込先は返信メールをご確認ください
*録画のみ希望:振込済み連絡後、URLを送ります
*学生は無料ですが、お申込みは必要となります。学生証の提示は不要です。
■定員
カフェ:先着15名。オンラインには定員制限はございません
■講師 坂田マサコ
■申込み方法
※要予約※
こちらのフォームにご記入ください。オンライン参加の方には、お振り込みの案内とzoomのアドレスをお送りします。開催後のお振り込みでも大丈夫です。
https://docs.google.com/…/1FAIpQLSen932svt…/viewform
●締め切り 11月29日24時まで
※当日のお申込みは対応できない場合もありますのでご了承ください。
●寺子屋を連続して参加ご希望の方は参加費3回分振込可能です。
●当日のZoomリンクは、返信メールにてご確認ください。
●オンライン参加の場合、当日のお問い合わせ等は対応できない場合がございますので、ご了承ください。
*メールが届かない場合は、迷惑フォルダをご確認ください。また携帯キャリアメールの方は、PCからのメール受信を許可してください。
●ご案内は後ほどお送りします。3日経ってもご案内がありませんでしたら、ikimono339@gmail.comまでご連絡ください。
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