6/17 野菜と生物多様性 @八王子市 オンライン&アーカイブあり

・・・・・以下、Facebookイベントページより転載・・・・・

野菜と生物多様性 @八王子市 オンライン&アーカイブあり

現在、畑で作られる野菜は、ほぼすべて外来種といっても過言ではありません。縄文時代前期の遺跡からは、すでに外来野菜の種や果実が出土しています。
カブは、温帯ヨーロッパ原産、大根は中央アジア原産、キュウリをはじめウリ類には日本列島原産のものはありません。

平安初期は、「菜」と呼ばれ、穀物を補い、ふさがり滞ることを疎通するものという意味でした。在来の「菜」、つまり野生種や古い栽培種のアザミ、ギシギシ、イヌホオズキ、ヨメナ、クズ、イタドリ、マタタビなどはいまや雑草扱いとされ見向きもされず、摘み草文化も消失しつつあります。

レタス、キュウリ、トマト、キャベツ、タマネギなどわたしたちが普段よく食べる野菜以外に、野生種や古代から日本列島に入ってきたもの、江戸時代に花開いた多様な伝統的野菜などを含めると、日本列島は実は多彩な野菜文化を持っていたはず…
明治以降、欧米の栽培種の導入政策がとられ、中国、朝鮮半島、東南アジアの野菜や果樹はほとんどわたしたちの食卓にのぼることがなくなりました。
畑が農場や農園となり、単一栽培が広まり、「旬」でないものを食べるという食文化の大きな歴史的変化のまっただ中にわたしたちはいます。

日本列島の野菜の歴史を生物多様性の視点で見直すことで、身近な草や実の採取と畑での栽培種の両方を楽しんできた「菜」文化の復権について考えてみたいと思います。

■日時
6月17日(火)19時~21時30分(オフライン会場は18時30分開場)

■場所 いまここカフェ&オンライン
いまここカフェ JR/京王線高尾駅北口徒歩3分(八王子市廿里町21-4)

■参加費 1000円(学生無料)
*いまここcafe参加者は1品以上ご注文ください
*オンライン参加:振込先は返信メールをご確認ください
*録画のみ希望:振込済み連絡後、URLを送ります
*学生は無料ですが、お申込みは必要となります。学生証の提示は不要です。

■定員
カフェ:先着15名。オンラインには定員制限はございません

■講師 坂田マサコ

■申込み方法
※要予約※
こちらのフォームにご記入ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScX-vLiw0J9PCqhN-xMbhxEfutgbiHCetFyQqSv6NBdKNk_sg/viewform
オンライン参加の方には、お振り込みの案内とzoomのアドレスをお送りします。開催後のお振り込みでも大丈夫です。
※締め切り 6月17日当日17時
●寺子屋を連続して参加ご希望の方は参加費3回分振込可能です。
●当日のZoomリンクは、返信メールにてご確認ください。
●オンライン参加の場合、当日締め切り後のお問い合わせ等は対応できない場合がございますので、ご了承ください。
 ※メールが届かない場合は、迷惑フォルダをご確認ください。また携帯キャリアメールの方は、PCからのメール受信を許可してください。
●ご案内は後ほどお送りします。3日経ってもご案内がない場合は、お手数ですがikimono339@gmail.comまでご連絡ください。

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