【拡散希望です】
直近の告知ですが、2/1にオリンピック記念青少年総合センターで、コモンフォレストジャパンのシンポジウムが開催されます。
今回のゲストは、水俣病センター相思社の永野美智さん。
コモンがテーマなのに、なぜ水俣病?と思う人もいるかもしれません。
そもそも、水俣病と聞いても学校で習う四大公害病の一つぐらいしか認識していない方も多いかもしれない。
これまで日本の近代史の中でたくさんの理不尽に対して、いろんな社会運動や環境運動がありました。わたしが取り組んだ高尾山の圏央道反対運動もその一つですが、多くの運動は権力者によって地域でとんでもないことが起こることに対して、その課題を解決するために人々が立ち上がる流れの中で巻き起こります。
権力者=悪、立ち向かう人々=善だとすっきりするかもしれませんが、権力者を糾弾、批判しながらも、そんな世の中を自分も一方で支えてしまっているのでは…と、課題の解決にとどまらない社会の暗部や経済成長盲信が生み出した深い矛盾を我が事としてとらえた運動が、わずかですが存在します。
水俣の運動はそんな運動の一つです。しかも未だ終わっていません…
水俣病は、「公害の原点」と言われますが、「脱成長運動の原点」とも言えると思います。
コモンとは単なる「共有地」ではありません。みんなでお金を出して買っただけではコモンにはなりません。その場所に関わる営みを通じて「共有地」はコモンに変貌していきます。
でも世の中は資本主義を満喫している。森も川も海も地主の好きにしてよいわけではないのに!
けれど今の世の中では、結局わたしたちはお金を出して土地を買わねばなりません。「良い」地主になろうとしているだけじゃないのか…悩みは絶えません。
そんな矛盾を抱えるわたしたちとは違って、海を当たりまえのようにコモンとして共有し、営み、暮らしてきた人たちが一企業によって海をメチル水銀のゴミ捨て場にされ、コモンとしての海を奪われた。一企業の城下町では病み衰え、虐げられ、差別され、コミュニティもずたずたにされ…そんな泥沼のようなところから這い上がろうとした時、水俣病患者さんから見えたのは自分たちを虐げてきた「水俣市民」もまた怯えおののく姿だったのでは…と思います。
経済成長こそが大事という価値観が蔓延する中でコモンを守る、コモンを取り返していく活動は常に虐げられます。自然は個人や一企業や国家、政府が好きにしていいものではない!という声は常に経済的繁栄にもみ消されます。
しかも、わたしたち自身も経済的な繁栄の恩恵を受けていることが否定できない…
水俣の問題は、そんな葛藤の原点です。
こんな時代だからこそ、原点に立ち返り、過去も含めて水俣病患者さんたちが歩いてきた道を共有したいと思っています。
もしかしたら、シンポジウムのあと、どう考えたらよいかわからずモヤモヤしてしまうかもしれません。
でも、わたしたちは気軽に単純に「コモンが大事!」とか、「これからはコモンだよ!」なんて言う前に、過去にたくさんの人々がコモンを奪われ、傷つき、そしてまた取り戻そうとしてきた道のりについて少なくともちゃんと知るべきだと思います。
そんな気持ちで、今回のシンポジウムは開催されます。
齋藤幸平さんやわたしもトークの時間をいただいています。
美智さんとのパネルディスカッションもあります。
現在「エコパーク水俣」と呼ばれている埋立地の公園の下には、メチル水銀に汚染された魚や貝たちがセメントで固められ2500本ものドラム缶に詰め込まれて埋まっています。汚染されたヘドロも海から吸い上げられ親水公園のコンクリートの下に埋まっています。
足元に確かにあるけれど見えないようにされてしまったものを直視する勇気が必要な時代です。
会場に来られない方は、オンラインやアーカイブも申し込めますのでぜひぜひ!
申込は↓↓↓↓↓
https://commonforest2026.peatix.com/view
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・・・・・以下、Facebookイベントページより転載・・・・・
コモンフォレストジャパンシンポジウム2026 コモンの持つ意味を、深く深く考える
【開催日時】
2026年2月1日(日)13:00~16:30
申込は↓↓↓↓↓
https://commonforest2026.peatix.com/view
【開催場所】
国立オリンピック記念青少年総合センター
東京都渋谷区代々木神園町3-1 センター棟101
【タイムスケジュール】
12:30 開場
13:00 開会挨拶、趣旨説明
13:15 特別講演(永野三智)
14:00 基調講演①(斎藤幸平)
14:30 休憩
14:45 基調講演②(坂田昌子)
15:15 パネルディスカッション
16:30 閉会
※当日までに変更になる可能性があります。ご了承ください。
【ゲストスピーカー】
永野三智氏
1983年水俣市生まれ。2008年より一般財団法人水俣病センター相思社職員として、 患者の相談、話の聞き書き、相思社に併設の「水俣病歴史考証館」解説や「まち案内」、水俣茶や長野りんごの販売などを他の職員とともに行う。2015年より相思社常務理事、2017年より水俣病患者連合事務局長を兼任。著書に『みな、やっとの思いで坂をのぼる――水俣病患者相談のいま』(ころから)、編書に『水俣病を伝える 豊饒の浜辺から 第六集』(水俣病センター相思社)、2026年3月15日出版予定『からだに宿る声を伝える 水俣病と世界のあいだ』(創元社)。
【イベント概要】
水俣はコモンを考える原点だ
海や森がコモンだった頃に
戻ろうじゃないか。モヤモヤしてほしい
全国各地の自然環境で目にするのは、経済成長という名の環境破壊、人間の心身と文化の破壊です。傷ついた自然は、命の虐殺の現場そのもの…
↓↓↓↓↓この続きと申込は↓↓↓↓↓
https://commonforest2026.peatix.com/view
皆様のご参加をお待ちしております。





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