・・・・・以下、Facebookイベントページより転載・・・・・
【アーカイブ公開開始】1,100名申込み!”風の谷のナウシカ”を生物多様性で語る 坂田昌子氏講演
要望に応えアーカイブ提供を開始!Facebookイベント日時に関係なく、チケット入手後すぐに3時間講演をご覧いただけます。
https://nausicaa2025.peatix.com/view
「一言一言が宝物 全てが尊い時間でした。 」
「自分が思っていた自然はまったくうわべだったことわかりました」
「ナウシカがあんなに深かったとはっ。大発見!!!」
「見たい部分だけ見ているという言葉、痛かったです。」
「深い学びをいただきました。モヤモヤを抱えて考える機会となりました。」
「ナウシカの考え方、生き方まで踏み込んだ話」
「今日のお話の中には、一体何回分の講義の内容をカバーされたのだろう。。?と思うほど、盛りだくさんの内容」
(2025/2/15参加者アンケートより)
映画では語られていない原作風の谷のナウシカをもとに、人と自然はどう共存していけるのか?人はこの地球で生きていけるのだろうか。
生物多様性の専門家 坂田昌子さんの土中環境改善講座です。
【坂田さんよりメッセージ】
『風の谷のナウシカ』(マンガ版)を生物多様性の視点から読み解いてみる講演会を行います。
ナウシカは、1982年に『アニメージュ』で連載がスタートし、完結が1994年と12年に渡って描かれました。
当初は、80年代のエコロジーブームの中で、環境保護に関する物語として世間に受容され、それ以降も自然環境を守る憧れのキャラクターのように表現されることが続いていますが、『風の谷のナウシカ』は、そういうレベルの話ではないと考えています。
いま現在、テクノロジーの発展を基軸とした未来に対して多くの人々が抱く希望を拒否する物語。自然をめぐるあらゆる危機をさらなる新技術で解決し、何もかもが(自然もわたしたちの身体も)、「適切」に管理された「清浄」な世界に向かうことに対する強烈な忌避だと考えています。
生物多様性が豊かな自然界では、朽ちること、腐ること、穢れ、そして死があってこそ生命の再生と豊かさが育まれます。
どれも現代人が克服しようとするもの…
生ばかりを謳歌したがる人たちにとっては、見たくないものです。
『風の谷のナウシカ』は、人為的に適切な管理され、高度な技術によって機能する世界は、パラダイスなのではなく、人類が生き物として生きることをやめることであり、生命に対する最大の侮辱!とナウシカが叫ぶ物語だと考えています。
「自然好き」人間にとって都合のよい森の声を聞くとか風の声をきくといった自然に優しい少女のお話などという生易しいものではありません。
人為的に作られ、「適切に管理」したがる公園という場所に、豊かな生物多様性、生き物たちの食い食われる複雑な生態系を再生するということは、わたしたちの価値観や世界観がいかに問われるか…という話になると思います。
オンラインやアーカイブもあるそうですので関心がある方はぜひご参加ください。
【坂田昌子講演 アンコール・アーカイブ配信中】
収録日:2025年2月15日(坂田昌子講演 3時間を公開)
視聴費:チケットの通り
視聴期間:チケット購入から1ヶ月
漫画版「風の谷のナウシカ」への読了有無によって、理解度が異なりますこと、ご了承ください。
既にアンケートでは8割の方から9点・10点(10点満点)の回答をいただいております。
【申込先】
https://nausicaa2025.peatix.com/
● 講師 坂田昌子
明治大学文学部史学科卒業。一般社団法人コモンフォレストジャパン理事。虔十の会代表。前国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表。東京高尾山にて生物多様性を守り伝える為に、ネイチャーガイドをされながら日本各地を駆け回りつつ、生物多様性条約や地球サミットなど国際会議にも継続的に参加。
■収録会場紹介
貴重な都会のオアシス京都・大宮交通公園。
おかげさまでこの度、第34回「緑の環境プラン大賞」のコミュニティ大賞を受賞しました。
都市の中では人と自然の分断がどんどん進んでいますが、生き物目線で環境改善することによって、
再びそのつながりを感じ体験でき、防災の観点からも人と自然が寄り添い合うコミュニティを都会の公園から繋げていきます。
◉問い合わせ okpark.kyoto@gmail.com
◉主催:みんなでつくる公園プロジェクト 大宮の森もぐらの会 EARTHWORKER合同会社
◉共催:大和リース株式会社

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