来週の2/16～18、奈良市月ヶ瀬で、ワークショップを開催します。参加費は無料で、保険代、お弁当代(必要な人)、布団レンタル代(必要な人)など実費のみで参加できます。
手を入れるのは、もと小学校のグランドだった場所。今はかつての給食センターが、ワーケーションルームONOONO(おのおの)として生まれ変わり、地域の人々が様々な形で利用し、自治を推進する拠点にもなっています。
これからの月ヶ瀬の課題は、本来あった豊かな森の再生。
杉、ヒノキの人工林だらけの山々、竹や笹にのみ込まれつつある森を、生物多様性豊かな森に戻し、自然に関わる人の営みを甦らせることです。
その拠点となるのが、今回手を入れるグランドです。
まずはその第一歩として、月ヶ瀬には宿泊施設がないので、グランドに丸太を基礎に使ったタイニーハウスを建て、その周りに何百本もの草木を植樹します。
今回のワークショップは、来月3月に植える草木たちのための土づくり。
ペターっと広がるグランドに、起伏を作り、水が複雑に動くような造作を行います！
このグランドに虫や鳥、爬虫類たちが訪れ、彼らの生息地となり、周りの山々が豊かになった時に、生き物たちがこのグランドと森をつないでくれるはず。
月ヶ瀬は梅の郷として有名です。
今週の大寒波がすぎれば、そろそろ梅の花もほころび始めるでしょう。
でも、梅の季節以外は何もない…そんな場所になって欲しくない。
草木の芽吹き、早春の花々、木漏れ日や優しい風、山を染める紅葉、可愛い冬芽、川や沢には小魚たちが戯れ、カジカガエルの美声が響く…
そんなかつては、当たり前にあった里山の風景を取り戻すことができたなら…と夢想しつつ、手を動かしたいと思っています。
ぜひ、どしどしとご参加ください！
１日だけの参加もOK！
投稿には、2/10申込み締切とありますが、直前まで受け付けてくれるそうです。
【生物多様性を考える。ONOONOの森づくり〜土壌改良ワークショップのお知らせ〜】
旧月ヶ瀬小学校の跡地にある「ONOONO前」は、現在は転圧されたグラウンドのような硬い状態で、植物や有機物がほとんどない人工的な環境です。水はけも悪く、生き物が暮らせるような土壌とはいえません。そこで、今回のWSでは、水はけを改善するとともに、数百本の樹木を植えるためのマウンドを造成していきます。人を含む多様な生き物が安心して過ごせる場所へと少しずつ整えていきますので、ぜひご参加ください。
◆開催日
2025年2月16日・17日・18日
※1日だけでも参加可
◆開催場所
月ヶ瀬ワーケーションルーム「ONOONO」前
場所:https://maps.app.goo.gl/RbKDuENRuLHJCeNU7
◆講師
坂田昌子さん（生物多様性ガイド、コモンフォレスト・ジャパン理事、環境NGO虔十の会、古書げんせん舘店主）
高尾山の自然環境保全を中心に、生物多様性の保全に尽力し、日本各地を駆け回りつつ、生物多様性条約COPや地球サミットなど国際会議にも継続的に参加。ローカルにしっかり足を据えながらグローバルな視点で動く環境活動家。
◆ワークショップ流れ
8:30 – 9:00 集合&受付（ONOONO）
※初日（16日）は9:30 – 10:00集合&受付です。
9:30 – 12:00 ワークショップ
12:00 – 13:00 昼食（有料の弁当予約可能）
13:00 – 16:30 ワークショップ
17:00 解散
◆参加費
実費（保険料・昼食・レンタル布団代など）
◆申込フォーム（※締切2月10日まで）
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdI5R9EpTOCPR_VQ2qKEf5hW3ftUt0B09XjJ2mklOjgxtTSJw/viewform
◆お問い合わせ
ONOONO 0743-99-2179（営業時間：9時~17時）
◆参考
尾鷲 みんなの森プロジェクト 生物多様性の森づくりワークショップ記録映像
https://www.youtube.com/watch?v=4f6660701mI
コメント